松江市島根町野波浦 日御碕神社でこの10月23日(日)秋の例祭「ガッチ祭り」が開催されます。 

このお祭りは、野波区の日御碕神社の秋祭り「祇園社神幸祭」の別名で、 明治42年に野波の権現山にあった「日吉神社」が現在の「日御碕神社」に 合祀されたのを機に、年に1回「日吉神社」の神様が元の地へ里帰りされる お祭りです。

その里帰りの道を清めるのが「ガッチ」です。
白装束に赤い布きれで顔面を覆った異様な出で立ち (近年は鬼の面を被るガッチが多い)で、ワラを編んだしめ縄のような「シボ」 (スボ)を持ち、「ヘー、ヘー」と奇声をあげながら、地区内を清めてまわります。 「シボ」で叩かれたり、獅子頭の「ガッチ」に頭を噛んでもらったりすると無病 息災になると言われていますが、叩かれて痛いことと、その異様な出で立ちが 相俟って、子供達は一日中逃げ回ります。  

 ※ 詳しくは、松江市島根支所にお問い合わせください。tel 0852-55-5722
 松江市島根町野波  研究会員 寺本静治さん  080-6311-8907