日御碕神社

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日御碕神社

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日御碕神社上宮
浦名 日御碕神社※日御碕大神宮(ひのみさき)
神社名 【旧社名】日御碕神社
【現社名】日御碕神社
祭神 神素戔嗚尊(すさのおのみこと)
所在地 出雲市大社町日御碕455

日御崎大神宮    
芦原(あしはら)の 国(くに)ゆたかなる ためしにぞ
朝日(あさひ)の御崎(みさき)  てらす君(きみ)が代(よ)

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研究会の歴史・名所案内看板
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日御碕神社遠景
日御碕神社遠景
下の宮
下の宮
夕日の祭
夕日の祭

浦巡りガイド

日御碕神社の境内に楼門から入ると正面に日沈宮と呼ばれる大きな社があり、天照大御神が祀られています。また右手上に神の宮と呼ばれる神素戔嗚尊(カムスサノオノミコト)の社があります。

伊勢神宮が「日の本の昼を司る」のに対し、日御碕神社は、「日の本の夜を司る」とされ、毎年八月七日の夕日が沈む頃より「夕日の祭り」が執り行われます。
夕方六時、日御碕神社初代祭主である天葺根命の御魂代が神輿に移され、神職、参列者が行列を組んで日沈宮を出発します。日沈宮の旧社地(二〇〇〇年前と聞きました。)である経島の対岸、日和碕(ひわざき)のお旅所に着くと、祭祀が執り行われます。お旅所では、氏子が担いできた神輿を経島に向け、祝詞が奉上されます。同時刻、神官が小舟で神域である経島に上陸し、経島神社において、神事が厳かに執り行われると言うものです。神饌として米、餅、酒、魚、昆布に美保神社では禁忌となっている卵(鳥の代わり)等をお供えします。明治以前は、御供所で調理してお供えしていたと聞きました。

国造りの神様スサノオノミコトにちなむのか、境内の砂は、地鎮祭の砂として求められると聞きましたが、この数十年前からは、身体守護の御利益に求めが多いとのことでした。

日御碕には東洋一高い日御碕灯台、灯台ま直の日本海を見渡すあたりに昨年末にホテルが建ちました。日御碕和布等おいしい海産物もあります。日御碕灯台付近の土産店でサザエの壺焼き等を食べて、夕日が落ち始める頃、ウミネコの島、経島(フミシマ)を右手に見ながら日御碕神社に向かう浦巡り古道の散策など是非お勧めしたいと思います。

杵築大社に並んでここでも「浦」の表記はない

杵築大社に並んでここでも「浦」の表記はない。
日御碕神社の所在の浦は『出雲国風土記』にみえる「御前浜 広さ一百二十歩あり(百姓の家あり)」と思われる。日御碕神社の祖形であろう「美佐伎社」「御前社 同御埼社」「百枝槐社」も風土記にみえる。文久三年に訪れた金崎善平は「御崎浦 日御碕大神宮」と書き残している。(関 和彦)

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